魔王「『これはセーフだろwww』・・・っと」カタカタ
側近「あの・・・魔王さま」
魔王「何だ?」カタカタ
側近「暫くお外に出られていないようですが…」
魔王「それがどうした」カタカタ
側近「差し出がましいようですが、たまには外の空気でもお吸いになっては、と」
魔王「うーん」カタカタ
魔王「・・・『効いてる効いてるwwww』 っとwwww」カタカタ
側近「魔王さま・・・」
魔王「あー、聞いてる聞いてる。後で出るよ」カタカタ
側近「は。」
勇者(・・・・暇だな。)
コンコン
勇者母「ゆうちゃん・・・・・」
勇者「何?」
勇者母「お母さんね、パートに出ることにしたの」
勇者「ああ、そうなんだ」
勇者母「お母さん頑張るからね、ゆうちゃんにも、もうちょっとだけ頑張ってほしいなって・・・・」
勇者「ああ・・・そういう・・・」
勇者「うーん・・・・」
勇者母「すぐにとは言わないから、少しずつでも、ね・・・?」
勇者「うん・・・。」
勇者(魔王討伐かあ・・・・ネトゲならいいんだけどな)
勇者(カーチャン・・・・)
側近「それはそうでございますが、たまには外の新鮮な瘴(しょう)気に当たりませんと」
魔王「そーだけどさー別に外なんかでなくても・・・」
側近「仰るとおりでございますが・・・この天守閣から下を見下ろす事で城下の魔物どもに示しがつくというものです」
魔王「そうかなあ・・・俺って威厳ない?」
側近「とんでもございません!しかし・・先代様と比べますとやや見劣りしますかと・・・」
魔王「見た目がなー。そうよなー。」
側近「たまにはお召し物でも変えてみては如何ですか?」
魔王「うーん。まあいいや、5日も部屋に篭ってたしいい加減風呂入るわ。」
側近「ただいま準備させます。」
側近「左様にございますか」
魔王「よし、今日は気分を変えて久々にチャットしよ。もなちゃもなちゃ」
側近「・・・・・」
魔王「ん〜、ちょっと遊びたいし小学生の振りでもするか・・・」
側近「魔王さまは普段、そのパソコンで何をなされてるのですか?」
魔王「2ちゃん見るかエロ動画見るかアニメ見るか。たまにチャットしてる」
側近「面白いですか?」
魔王「面白いよ。頭使わなくていいし。魔力も使わなくていいし」
側近「左様にございますか・・・・」
側近(私もやってみようかな・・・)
勇者(昔のコテ居るかな・・・・もう居ないか・・・・小学生の振りして遊ぶか)
勇者(ちびギコで・・・)
まお『こん』
勇者(小学生・・・に見せかけた釣り・・・?)
ゆう『こん^^』
───
魔王「ん・・・・判断に困るな・・・ハット2つのニコニコ顔は煽りのようでもあるが・・・」
魔王(感づかれてる・・・?もう少し様子を見るか)
まお『なんさい?』
ゆう『10歳』
勇者(このまおとか言うガキ、レスポンスが素人より若干早い・・・・)
勇者(そんなんじゃ俺は出し抜けないぜ・・・・)
まお『うちも』
ゆう『?』
まお『10才』
勇者(二行分けか・・・こいつかなり慣れてる・・・あざとい真似してくれるぜ)
───
魔王「『?』のタイミングが早かったな・・・こいつぁ常連の匂いがぷんぷんするぜ」
まお『どこすみ?』
ゆう『はじまりの町」
ゆう『だよ』
ゆう『まおは・』
ゆう『?』
勇者(二行に分ける時はこうやってやるんだよ・・・・さらにクエスチョンマークの誤字で素人っぽさをアピール・・・)
───
魔王(フン・・・・こいつ、完全に墓穴掘ってやがる・・・)
魔王(確かに数年前の10歳はそんな感じだった・・・だがな・・・・)
魔王(今時のガキってのはもうちょっとパソコン慣れしてるんだよっ・・・!!!)
魔王(こいつがこんななのは、数年前からガキの相手してたって証拠だ・・・・おっさん確定)
ゆう『そうなんだ』
まお『まおうさまの』
まお『お城』
ゆう『お城にすんでるの?』
まお『うん』
勇者「けっ、馬鹿め・・・小学生キャラ暴走して魔界のお城だぁ・・・?魔界のプリンセスってとこか・・・あほが」
ゆう『魔界に城なんかあるわけねーだろタコ頭に蛆でも沸いてんじゃねーのか現実的に考えろよks小学生キャラ暴走しすぎて収集つかな』
まお『あ?魔界にお城はあるんですがねえ俺の住む根城があるんですが。お前は何も知らないようですが世界はお前の思っている以上に広』
ゆう『くなってんじゃねーかよ、いい年して恥ずかしくねえのかゴミクズ。たまには外でて現実見てこいよ頭お花畑野郎^^^^^;』
まお『いんですがね?部屋に引きこもってばかりのおっさんには解らないんだろうなー^^この快適なお城ライフはまじ最高なんですが。』
ゆう『ほらみろやっぱりおっさんだったじゃねーかよ。なーにが「まお」だよかわいくねーんだよその名前誰につけてもらったんだかしら』
ゆう『ねーけど。まじ親の顔が見てみたいんだけど。大体小学生に成りすまして出会い厨釣ったり叩いたりとか遊び方が古すぎんだよks』
まお『ダァッーセぇー名前はおめーのほーなんじゃねーのかなあ?誰がどーみても「まお」より「ゆう」の方がだせーっつーかありふれす』
まお『ぎだと思うんですがねえ?そもそもてんめーも同じことしてんのにんなこと言われる筋合いねーんですがえん。馬鹿じゃねーのかと』
ゆう『出たよ「ですがえん。」誤字も古いんだよおっさんてめーはしねあびんですがね。』
まお『でました誤字指摘でしか相手叩けない雑魚。こいつぁー痛ぇーなー。しかも「しねあびん」とかてめーも誤字ってんじゃねーよ』
ゆう『「しねあびん」は誤字じゃなくて様式美なんですがねえ?そんなこともわかんねー雑魚の新参に絡まれちゃー大変なんですが。マイッタ』
勇者(奇しくも俺と同じだな)
勇者(懐かしいなあ、久しく来てなかったけど こういう奴まだ残ってるんだな。)
勇者(暫く絡んでよう)
───
魔王(タイピングA,語彙C,罵倒Bかな・・・・古参だとしてもまあ上出来か)
魔王(どっかのコテかな・・・わかんねえや)
まお『てめーどこのコテだコラ』
ゆう『あ?てめーが先に言えこら』
まお『あ?俺ぁー今日2年ぶりくらいに戻ってきたんでてめーみてーな新参に名乗る筋合いねーんですわおめーが名乗れ』
ゆう『俺も2年ぶりぐらいに来たもんで周りに知ってるコテとか居なくてすげー不安なんですがねえこれどうしてくれんの?』
魔王・勇者「「wwww」」
魔王「そろそろ寝るか」
───
勇者(久々に来て古参と鉢合わせるなんて奇遇だったな)
勇者(部屋違ったけど)
勇者(さて・・・スレでも立てるか)
23:【伝説】勇者だけど質問ある? (1)【再び】
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 14:20:34.50 ID:dneEt89t0
暇だから答える
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[ 2ちゃんねる 3億PV/日をささえる レンタルサーバー \877/2TB/100Mbps]
read.cgi ver 05.0.7.9 2010/05/24 アクチョン仮面 ★
FOX ★ DSO(Dynamic Shared Object)
勇者(・・・・・・・)
勇者「いってらっしゃい・・・」
勇者(・・・俺も・・いい加減働くか・・・・・・・)
勇者(チキンハートが祟ってニート歴3年・・・)
勇者「はあ・・・・・・・・」
───
国王「なんと、ついに魔王討伐に出かけるとな」
勇者「はあ・・・まあ一応・・・」
国王「頼もしいことじゃ。魔王を倒して世界を救ってくるのじゃぞ。
世界が瘴気に覆われるまで、おそらく2000年前後じゃ。なんとしても瘴気を食い止めてくるのじゃ。」
勇者「がんばります・・・(結構猶予あるよな・・・・)」
勇者「ありがとうございます。」
国王「旅の仲間じゃが、城下町の酒場には多くの強者が集まっておる。誘ってみるとよかろう。」
勇者「わかりました。」
酒場───
店主「いらっしゃい、ご注文どうぞ」
勇者「ア、アイスミルク・・・ダブルで・・・」
勇者(こんな・・・バーみたいなところ初めて入った・・・・・)
勇者(だ、誰に話しかけようか・・・・・・)
客1「おい兄ちゃん、よそもんらしいな、あんま見かけねえツラだ。」
勇者「ひ、ひぃいっ!!!!」
客2「消えな、この店にゃあ他所者の席はねえんだよ」
勇者「は、はい帰ります!す、すみませんでした!!」
勇者(・・・・・帰るか)
───
勇者(・・・・・・・・・・)カタカタ
勇者(卒業したら魔王退治するっつって魔法大学通わせてもらって・・・卒業して3年ニート・・・・)カタカタ
勇者(仕方ねえじゃん・・・怖いだろ・・・・常識的に考えて・・・・・それを・・・勇者だからって俺に押し付けやがって・・・・)カタカタ
勇者(・・・『おまえらオナニーしてる時に親が部屋に突入してきたらどうしてるの?』っと・・・・・)カタカタ
勇者(・・・おまえら・・・・・・・?)
勇者「!」
勇者(・・・・・閃いたぞ・・・・・・!!!)
勇者「よし・・・・!」
───
側近(あ゛・・・・?)
側近(なんだこのスレ・・・・・)
側近(魔王さまにご報告せねば・・・・)
おまいらクエスト?
側近「魔王さま」
魔王「ん〜?」
側近「このようなスレッドを・・・・」
魔王「おまえ2ちゃん見とったんか(つーかなんで大規模オフ板なんか見てんのお前)」
側近「お恥ずかしながら・・・」
魔王「どれどれ」
魔王「ああー?魔王討伐だって?」
側近「かなり人数も集まりそうな予感ですが・・・」
魔王「ちょっと手下集めてこれやめさせろ。水遁しろ。この板で効くのか知らんけど」
側近「は、仰せのままに」
つーか>>1は誰なん?本物の勇者じゃないと魔王にトドメ刺せないんだろ?
うpも無しにむざむざ殺されに行くの?
ニセモン騙るとかタチ悪すぎだろ。中止しろこんなの
539 名前:エージェント・774 2012/03/8(木) 10:59:32.10 ID:h7ty4jJO0
>>534
本物の勇者なんだが・・・魔王にトドメを刺すのに必要なアイテムは蔵にしまってあって出すのが大変なんだ
学生証とかでいいかな?名前も載ってるし
543 名前:エージェント・774 2012/03/8(木) 11:2:23.87 ID:otvhgans0
>>539
うpできないのね。偽物確定。くだらね。解散解散
550 名前:エージェント・774 2012/03/8(木) 11:4:31.34 ID:poiT78kon0
ID:otvhgans0
こいつ魔王じゃね?
554 名前:エージェント・774 2012/03/8(木) 11:10:38.50 ID:h7ty4jJO0
>>543
http://hanyoup.org/image/490254382.jpg
すまん待たせた。これでいい?
魔王「 」
俺もだけど
俺もだよ
クリックしないはずがない
魔王(が、学籍番号でググってみれば・・・・・・・・・・・)カタカタ
魔王(チクショウ、まさかこんなに堂々と個人情報晒せるなんて・・・元から有名人だからいいのか・・・)
魔王(・・・・勇者・・・・・本名○○・・・・)
魔王「ほ、本物じゃねえか!」
側近「魔王さま・・・・」
魔王「まじかよどうすんのこれ」
側近「魔王さまが本気で迎え撃てば・・・」
魔王「いやまあそうなんだけどだるいじゃん・・しかも云千人規模とかだったら流石に厳しいぞ」
側近「左様にございますか?」
魔王「俺が平気でもおめーらがやべーじゃん。大戦争だぞ。」
側近「それもそうですね・・・」
側近「ネットで調子づいた連中は歯止めが効きませんからね」
魔王「つーかどうしてこいつら俺のこと殺そうとすんの、別に殺されんのはいいんだけどむかつく」
側近「魔界の瘴気が人間界に漏れているからでしょう・・・」
魔王「そんなんだったっけ?別にいいじゃん瘴気きもちいーじゃん。」
側近「人間には害となるのです。毒ガスのようなものでして。」
魔王「へえ」
側近「人間が幾代か前の先代様を倒す時に、魔法で創りだした瘴気を用いたのです。先代様は強大な魔力で瘴気を全て飲み込みましたがついに、
死んでしまったのです。しかし死後も強大な魔力を持ち、飲み込んだ瘴気を増幅して吐き出し続ける存在として遺骸が残りました。数千年前の話です」
魔王「ああ、城のてっぺんの変なのが瘴気の元なの」
側近「はい。先代様の産み出す瘴気は、我々には害にならないんです。」
魔王「へぇー、大変なあ。」
側近「なんかすごい他人事みたいになってますが大丈夫ですか?」
側近「魔王さま、学歴スレはご覧になってますか?」
魔王「いや、あんまり・・・」
側近「勇者の卒業している大学は人間界でもトップの魔法大学。」
側近「そして勇者はそこを主席で卒業しています」
魔王「woo….」
側近「よっぽど精神が弱いと見え、今まではおとなしくしていましたが、本気を出せば云千人を一度に魔界に移動させる魔法ぐらいは・・・」
魔王「もうやだ俺寝る。完全に詰んだやつだこれ。」
側近「まあ割と詰んでますね」
側近「些か難しいかと・・・・」
魔王「瘴気断つのは?」
側近「我々はまだしも、他の魔物どもは瘴気のある環境で育ったのであれ無しでは生きていけないんです」
魔王「まじファックだな。人間だるすぎワロエナイ」
側近「魔王さまはすごく人間らしいですけどね」
勇者(魔法使い部隊が500人・・・まあこれだけ居れば十分か。優秀な奴も何人かは居るだろうし)
勇者(段取り決めないとな)
ピルルルル
勇者「電話か・・・誰だ?」
勇者「もしもし」
国王『おー、ワシじゃ国王じゃ。』
勇者「あ、どうも。どうしたんですか。」
国王『スレッド見たぞ!まとめに載っとった。ありゃ、おぬし本人じゃろう?よく頭を使ったな。』
勇者「あ、ありがとうございます・・・(見とんのかい)」
国王『酒場の連中は気に入らなかったか?』
勇者「はあ・・・(怖くて逃げ出したなんて言えないお・・・)」
側近「さぁ・・・瘴気の元を断つとか・・・・」
魔王「あれ人間じゃ近づけなくね?」
側近「そうなんですよね・・・魔力が強大すぎて・・・・」
魔王「!」
側近「何か得策でも?」
魔王「め〜っちゃ良いこと思いついちゃった!耳貸せ耳」
魔王「ゴニョゴニョゴニョニョ・・・」
側近「ふむ・・・・ふむ・・・・・」
魔王「よくね?」
側近「天才的です。」
魔王「だろwwwww まー任せておけって。」
───集合場所 はじまりの町広場
ガヤガヤ・・・ザワザワ・・・・
勇者「みなさん!本日は集まってくれてありがとうございます!」
\ オー!勇者ダー!! / ザワザワ・・・
勇者「これから魔法大学の中央研究室に移動して、大魔方陣を組み魔界へ移動します!
魔法使いの方々は魔力を温存しておいてください!」
魔王「やべえ人多いなこれ」
側近「左様にございますね・・・・」
魔王「勇者どこだろ」
側近「見当たりませんね」
魔王「うわ、移動し始めた」
側近「研究室の魔方陣へ移動するんでしょう」
勇者「あ、あの、お兄さん・・・移動先はあっちですよ。行きましょう。」
魔王「ど、どうも・・・」
ザワザワ・・・ガヤガヤ・・・・
勇者「それでは魔法使い陣営のみなさんは所定の位置についてくださーい!」
勇者「戦士陣の皆さんは円の中央に集まってくださーい!」
勇者(これだけの人数仕切るのも大変だな・・・・)
側近「なんか画像に似てるなと思ったらあいつが勇者だったんですね」
魔王「よし、ここでいいのかな」
側近「でしょう。これで、呪文を詠唱する時に・・・」
魔王「この陣から抜け出して魔方陣を崩して邪魔をする・・・」
魔王「我ながら完っ璧!」
側近「でございますね」
勇者「それでは詠唱を始めます!私に続いて復唱してください!!魔界に移動したら、白魔法使いの皆さんは全体回復魔法,結界魔法を唱え続けてください!」
魔王「よし・・・くるぞ!」
勇者(あと一行・・・・・・)
魔王(よし、ここで移動してっと・・・・)
側近(これでいいはず・・・)
勇者「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜・・・ あ!」
勇者(魔王倒すのに必要なアイテム忘れた!!!!!)
魔王「どうしたんだろう?」
側近「ま、魔方陣が作動しますよ!!!」
勇者「や、ヤバ・・・」
バシュン───
剣士「どうしたんだ?移動してないぞ?」
ガヤガヤ・・・・
魔法使い「魔方陣の誤作動か?」
戦士「失敗のようだな。しかし勇者が消えたぞ。」
剣士「もしや、一人で魔界に飛んでしまったのでは?」
魔法使い「ロクに決行できないオフなら最初から企画すんなよな」
戦士「正しくその通りだ。カスすぎだろ」
ブーブー・・・
───
側近「なんか戻ってきちゃいましたね。」
魔王「ミスったな。」
勇者「う・・・ぐぐ・・・・・」
魔王「なんか勇者もついてきちゃったけど・・・」
側近「瘴気で苦しんでるみたいですよ」
魔王「一応回復と、結界はっておいてやるか。ほれ」パアァ・・・
勇者「ぐ・・ふう・・・・・助かった・・・・・」
勇者「あ、あなたはさっきのお兄さん。」
魔王(そっかこいつ俺のこと知らないんだ)
勇者「他の皆は・・・・」
魔王「勇者さんが最後の詠唱で「あ!」とか言っちゃったから魔方陣が誤作動したんでしょう(俺らが邪魔したせいもあるけど)」
側近「我々だけ飛ばされたようですね。」
勇者「そのようですね・・・・どうしましょうかこれ・・・。」
魔王「とりあえず魔王の城に向かってみては?」
勇者「そうしますか。でも俺魔王にトドメ刺すアイテム忘れちゃったんですよ」
魔王(ナーイス好都合っ!www フォーウwwwww)
魔王「いいじゃないですか、みんな帰りにどっかで飲んでよろしくして帰るんでしょうし。勇者さん叩きで盛り上がると思いますよ」
勇者「それ俺が全然よくないんですけど」
側近「帰ったらスレが大炎上でしょうね。ブログとか閉鎖したほうがいいですよ。」
勇者「はあ・・・・」
魔王「まあ、向かいましょうよ。魔王の城に瘴気を止める手がかりがあるのでしょう?」
勇者「そうですね・・・とりあえずは・・・」
側近(どうします・・・・?)ヒソヒソ
魔王(なーんか予定狂っちゃったしなー)ヒソヒソ
側近(こいつ、結構使えそうですし、瘴気の件なんとか一案出させてみては・・・?)ヒソヒソ
魔王(そーかなあ、まあそうするか。)ヒソヒソ
勇者「どうしたんですか?」
魔王「いえいえ、なんでもないでございますよwww ささ、行きましょう!」
勇者「案外近かったですね」
側近「中に突入しましょう。」
勇者「危険じゃないですか?お二人とも相当腕に自信がおありのようで・・?」
魔王「ええ、まあそれなりに」
───魔王城 王の間
魔王「ここが王の間です」
勇者「中の構造まで知ってるんですか?」
魔王「ググったら幾らでも出てきますよ。」
勇者「大雑把な地図しか見つからなかったと思いますが」
魔王「まあー、っていうか俺が魔王なんですよね。」
勇者「は?」
側近(・・・・w)
勇者「へえ・・・昔の魔王とかいうの強すぎだろ。実際俺もそんなノリ気じゃなかったんで別にあれなんだけど」
魔王「ですよねー。だるくね。」
勇者「そーなんだよなあ。でもカーチャンがパート頑張るからあんたも頑張れって・・・」
魔王「良い息子だな」
側近「魔王さまも働いてくださいよ」
魔王「ぐぬぬ」
魔王「勇者が魔王倒すみたいな風潮やめたほうがいいよな」
側近「今そんなスレ立てたら大騒ぎでしょうに」
勇者「まじ勘弁」
魔王「そんで本題なんだけどさ、人間界の瘴気止める方法ってなんか思いつかん?」
勇者「うーん・・・・いきなりすぎるなあ。こっちはあんた倒せば止まるもんだと思ってたから・・・」
魔王「なんか設定とか妄想ってふくらみがちだもんね。」
側近「ウヨサヨのやり取りにも通ずるものがありますね。」
魔王「魔界の瘴気はどこから人間界へ漏れ出してんの?」
勇者「北の火山の火口なんだけど・・・もうあの辺り一帯は住めなくなっちゃってて・・・人が近寄れる状態じゃない」
魔王「うーん」
勇者「こっちの瘴気を断つわけにもいかないんだもんね?」
魔王「うん、なんかみんな死ぬみたい」
側近「全員死にますね。」
勇者「あんまり関係ない人達だから別に死んでもいいんだけど・・・胸糞悪いっちゃ悪いな」
魔王「たしかにあんま関係ないな」
側近「魔王さま、人民に向かってそのような」
魔王「へへへ」
オタがオタ同士なら会話できるのと同じ原理
側近「我々あれできないですしね。独力でしか魔力使ったことないですから」
勇者「魔方陣でどうやって止めるかが問題。どんな魔法にすれば止まるのかわからん」
魔王「スレ立ててアイデアを募集したらどうだ?」
勇者「それもそうだ。」カタカタ
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/29(木) 16:37:41.95 ID pty89sjy0
どうするの?
2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/29(木) 16:38:11.26 ID ghto892g0
瘴気止めに行く服がない
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/29(木) 16:38:49.78 ID RG7wenkl0
魔王を殺す
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/29(木) 16:40:21.55 ID Hbsak81lf0
>>3
AUTO
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/29(木) 16:42:29.76 ID m45fgTws0
上からデケー岩かなんか落として蓋すりゃいいだろwwwwwwwwwwwwwww
勇者「ふむ・・・・?」
勇者「俺の魔方陣使えばいけなくない。」
側近「しかしあれだけの魔物を集めることは・・・・」
魔王「魔物どもにテレパシーとか使えればよかったのにな」
勇者「ううむ・・・・」
魔王「あ、じゃあさ・・・・それもこいつで・・・」
側近「名案ですね。」
勇者「なるほど、魔界大規模オフで人間界凸か」
魔王「その通り!スレ立てよう」
23:【魔王様降臨】普段ROMってる魔物で人間界に凸して世界を救うオフ【愚民ども出てこい】(1)
魔王「よし・・・・これで・・・」
人民の皆さん、初めまして。魔王です。
突然ですが、今、人間界の勇者が魔王城に来ています。
人間界には魔界の瘴気が漏れ出していて、
大勢の人間たちで魔界の瘴気を止めるために魔界へ乗り込もうとしましたが、
失敗してしまい、勇者だけがこちらに来る形となりました。
しかしこの勇者さんは中々理解のある人で、人間界側から瘴気に蓋をする方法を考えてくれました。
それは、魔法を扱える者で巨大な魔方陣を作り、大きな岩で瘴気の漏れている場所に蓋をするというものです。
本来これは人間がやるべきなのですが、瘴気の漏れ出している付近は人間が近寄れる状態ではないそうです。
そこで、瘴気にあたっても平気な、魔物の皆さんの力をお借りしたいのです。
これは両世界の友好関係を結ぶ好機です。
参加者には私から直々に褒美をとらせます。たんまりとらせます。
私が魔王である証拠(側近とのツーショットです、勇者さんが撮ってくれました)うpしておきます
http://hannyoup/image/9384929184
協力してください。
2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/29(木) 16:58:20.31 ID Opt89mn40
魔王丁寧で腰低すぎワロタ
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/29(木) 16:58:49.95 ID ing56MWt0
VIPでやんなカス。魔界のステマ
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/29(木) 16:59:01.95 ID Gy3tenjh0
>>1
側近と良さそうすぎだろ
勇者「よかった。」
側近「なんとかなりそうですか?」
魔王「おいこれ俺が人間界行ったら人間どもが俺のこと殺しに来るんじゃね?」
勇者「あの山は普通の奴が結界魔法張りながら登頂できるレベルの山じゃないから大丈夫だろ。つーか来てもあんたなら余裕なんじゃないの?」
魔王「まあ俺かなり強いしな。」
側近「まともに仲間集めてレベルカンストさせてもギリ歯が立たないレベルですかね?」
勇者「酒場追い出されてよかったかもしれん。」
勇者「火口自体はあまり広くないから2,300人も居れば平気かな・・・」
魔王「俺一人で愚民どもの1000万倍は強いけど?」
勇者「魔力の強さじゃなくて魔方陣の大きさと密度が問題なんだ。まあその辺は難しいから教えないけど」
側近「優秀なのですね。」
勇者「優秀なだけじゃ人生ダメなんだぜ」
魔王「涙拭けよ」
側近「失礼ですが童貞でいらっしゃいますか?」
勇者「はい・・」
側近「(やっぱり) よろしければ今夜おやすみいただく時に、部屋に従女を遣わせましょう」
魔王「よかったな。」
勇者(よかったのだろうか・・・・?)
童貞関係ねぇww
ここでヤっとかないと一生童貞だろ
サキュバスの可能性
やーい、人間童貞!
勇者「そうだね。」
魔王「なんで今までやんなかったの?」
勇者「俺以外にあんなのできる奴いないよ。」
魔王「すごいんだなお前」
勇者「大昔に失われた技術みたいなやつでさ。大学で研究して完成させたんだよ。あの魔方陣は俺にしか扱えない。しかし俺の魔力だと一日一回が限界。」
魔王「勇者なのに武闘派じゃないんだな」
勇者「完全にインテリ系です」
側近「インテリ系っていうかオタク系みたいですけどね」
勇者「こいつも似たようなもんだろ」
魔王「なにをう」
勇者「あー、何から何まで・・・」
魔王「いやいや、協力してもらってるしね。まあお楽しみを。おやすみ」
勇者「おやすみなさい。」
勇者(はあ・・・・なんだか大変なことになったな・・・・)
勇者(スレ立てるか・・・・)
18. 勇 者 が 魔 王 倒 す み た い な 風 潮(1001)
ザワザワ・・・・ガヤガヤ・・・・
魔王「諸君!!!!よく集まってくれた!!!!」
\ 本物の魔王だー スゲー! /
魔王「お久しぶりの方はお久しぶり!初めての方は名前だけでも覚えていってね!魔王だ!
本日はみなの衆のあつい協力に感謝しよう!!オフ会がうまく行った暁には褒美をとらす!
好きな分だけ酒と食料を与えよう!」
側近「そんなこと行っていいんですか魔王さま」ヒソヒソ
魔王「馬鹿か、んなもん終わってから反故にしちまえばいいんだよ」ヒソヒソ
勇者(ひ、ひでえ・・・)
魔王「それでは陣頭指揮を勇者さんに代わる!静粛に聴くように!」
勇者「ど、どうも初めまして。人間界代表の勇者です」
\ スゲー!勇者だって! オタクみてー! /
勇者(うるせえなちきしょー・・・・)
移動先は火山の火口ですが北国の山なので非常に寒かったり暑かったりカオスです。
体調を崩された場合、回復魔法は魔王さまに任せてください」
魔王「おう任せろ!!!!安心して凸るぞ!!!」
勇者「それでは続いて復唱してください!」
勇者「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜・・・・」
勇者(これがうまく行けば・・・カーチャンも喜んでくれるかな)
勇者「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜・・・・」
勇者(周りにも見なおしてもらえるだろうか。)
勇者「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜・・・・」
勇者(ネットでの汚名返上もしないとな・・・はあ・・・)
勇者「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
パシュン───
勇者「うぐ・・・ぐぐ・・・・・・」
側近「魔王さま、移動で結界が切れてます」
魔王「なんだめんどくさい仕様だなこれ」パアァー
勇者「ぐ・・・ふう、助かった・・・・どうやら無事に到着したみたいだね」
\ オースゲーナンダココー /
勇者「みなさん!所定の位置についてください!!」
側近「いよいよですね・・・・」
魔王「すごい一体感を感じる。今までにない何か熱い一体感を。」
勇者「吹くからやめろ」
この後に>>163
ト、 ∧ ,ィ
|:::.、 / | ', /〃
.::i=、 、 /\ 厶大ミx /i ィ /7::′
}::}=ハ i \v >:::´:/'⌒:v.:`.:< .レ彡7 v7::{
l:::|=={ 、トミxく.:./\:{:v⌒:v:/ヽ:.:/イ/ ,人{::::|
ヾ:\ク77\ `´ 1 (O) r ' ´//777/::::ノ 人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人
\:::三三zY`三三≧;大≦三三'{ rく三三::::/ < すごい一体感を感じる。今までにない何か熱い一体感を。 >
`ミ三{ヾミY;`ニ゚フ" _ `ニ゚ニ´.;Yノ┐三ニ/ < 風・・・なんだろう吹いてきてる確実に、着実に、俺たちのほうに。. >
7∧i小;.. ,K:>ヘ ..:;小ィ∧ ̄´ < 中途半端はやめよう、とにかく最後までやってやろうじゃん。 >
/////ハ Y´‐ = ‐`Y ハいくヾ\ < ネットの画面の向こうには沢山の仲間がいる。決して一人じゃない。 >
///////ハ;. : ,:ニ水ニ、 ;イ川 トミ\ヽ\ < 信じよう。そしてともに戦おう。 >
////////イiハ/小!川Y川 i|八 \ヾ\丶 < 工作員や邪魔は入るだろうけど、絶対に流されるなよ。 >
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ト―-`Y}::::::::::7////ハ/ :′i| i | i| ハト__\\ ヾミ\
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::L __r、_フノ//////∧{:.| :| j ハ /爪ヽ V 厂 ̄ 7:::::::::
魔物「は、はい!」
魔王「お前これ使って動画撮っとけ。」ヒョイ
魔物「は、はあ・・・・」
魔王「上手く撮れてたら俺の右腕にしてやるよ」
勇者「なんで動画なんか?」
魔王「録画してつべにうpする」
勇者「名案だな。有難い。俺の汚名も返上できる。」
側近「お母様に見せてあげてくださいね。」
勇者「そうだな・・・」
魔王「どうしたこの期に及んで?」
勇者「あのさ・・・あの魔方陣一日1回が限界って言ったじゃん」
側近・魔王「「あ」」
魔王「どうすんのさ・・・」
勇者「なんかお前の魔力注入とかできないの?」
魔王「ラブ注入的なことならできるけどそういうのは専門外だわ」
勇者「あほか」
側近「魔王さまは魔力強いばっかでバリエ少ないですもんね。移動、攻撃、回復だけとは。」
魔王「ぐぬぬ」
勇者「えー寒い暑い寒いのに寝れんよ」
魔王「お前が雑魚いからいけないんだろうが」
勇者「言ってくれるな」
側近「まあ、他に手はありませんからね。」
魔王「おーい皆の衆!!!なんか勇者がヘタレたから今日はここで野宿!ごめんね!!!」
\ エー!!マンドクセー!!! / \ 魔王ウゼー!! /
魔王「なんか俺あんま慕われてないんだな」
側近「露出少ないですし知名度低いんじゃないですか」
勇者「ネットばっかやって引きこもってりゃそりゃそうなるわ。」
魔王「お前もヒキだろうが」
勇者「俺は生まれた時から有名人wwwww」
魔王「ぐぬぬ」
側近「人望はなさそうですけどね」
勇者「ぐぬぬ」
どうでしょうかよwww
魔王「んじゃ下の街々でも吹き飛ばすか」
勇者「おいやめろ」
魔王「んーなんかないかな・・・あ、あの峰の山小屋とかは?」
勇者「えっ?あんな遠くの?まあ人は居ないだろうからいいとは思うが」
魔王「よっしゃ。フンッッッ!」クイッ
ドゴォン・・・・・・
側近「お見事です」
魔王「見たかボウズ。これが魔王様の力だ。次うぜーとか言ったら消し炭になるから口の利き方には気をつけろ」
魔物「ハ、ハイ・・・・・」
勇者(み、峰ごと消し飛んだ・・・)
兵士「こ、国王様!!」
国王「何?」カタカタ
兵士「き、北の国の火山が・・・一部消し飛びました!」
国王「まじ!?」
国王(まさか・・・魔王がマジで来たのじゃろうか・・・?)
国王(スレにはああ書いてあったが・・・勇者を味方に引き入れ人間界を侵略するのかもしれん・・・!!)
国王「・・・・軍の出動準備じゃ。北の火山には魔王がおる。全兵力を持って討伐する!」
兵士「は!」
側近「いいかんじですね」
勇者「すっかりキャンプ気分だな」
魔王「魔法で飯とか酒とか出せよ」
側近「畏まりました。飯盒も出します?」
魔王「ナイス!よっしゃ!今夜は宴だ!!!!」
勇者「ハンタ信者が顔真っ赤にしそうな展開だな」
\ ワーギャー!!呑めー!! / \ ワッハッハー!!食えー!! /
勇者(・・・初めてだな、こういうの。)
魔王(城下にはこんなやつらが居たのか・・・。何も知らなかったなあ。)
側近「御二人とも、楽しんでいらっしゃいますか?」
勇者・魔王「おうとも!」
魔法みたいな能力で飯とか酒を具現化できるのがズルいってことかな
ワンピの「宴だー!!」みたいなノリだからってことだろ
勇者「おう。」
───
勇者(何か・・・大変なことになったな・・・・・)
勇者(魔王倒すつもりが北の火山で宴会か)
勇者(明日上手くいけば・・・世界は救われて、ハッピーエンド。)
勇者(勇者も今後は要らなくなる。魔界とも仲良くやっていけるのかもな)
勇者(なんか、うまくいきすぎてるかな。)
───・・・勇者さん
勇者「・・・・?はい?」
勇者「ああ、こんばんは。どうしたの?」
側近「お礼を申し上げたくて・・・」
勇者「礼?」
側近「魔王さまは・・・昔からどうにもなんというか・・・出不精でいらっしゃって・・・
豪快で・・・明るい人ではあるのですが・・・・・」
勇者「ああ。」
側近「いわゆる『友達』が殆ど居なかったんです。ネットにかまけて、外にも出ないで、一日中部屋でニタニタ笑いながら・・・」
勇者「そうなのか、その割に行動力あるようだけども。」
側近「力を誇示しないため、魔物どもからの信頼もなく、知名度もなく・・・魔王さまは仰りませんが、私にはわかるんです。
魔王さまはきっと寂しがっていらっしゃった。でも、あなたと会ってから、魔王さまはとても楽しそうです。」
勇者「・・・・」
側近「今回の件が終わっても・・・・魔王さまと仲良くしてあげてください。」
勇者「───俺も・・・。」
側近「そうだったんですか。」
勇者「見た目も、ぱっとしないし。なんか人付き合いってのがわかんなくてさ。ずっと人間関係をしくじってきた。
それは俺が勇者だから、周りが俺を特別視してきたせいもあるかもしれない。
だから、ネットが好きだった。あそこは、誰も特別じゃない。全員が名無しさんだから。
それでネットに引きこもってたら、リアルが怖くなった。だから大学終わったら引きこもったっちゃったんだ。ビビりだしね。」
側近「・・・」
勇者「周りからは当然白い目で見られたよ。カーチャンも、近所付き合い大変だったろうな。出来の悪い息子でさ。
でもカーチャンは俺のことを馬鹿にしたりしなかった。いつかやってくれるって信じて、ずっと俺のことを支えてくれた。
今回の件が終わったらさ、きみらをカーチャンに会わせたいよ。『初めての友達だ』って。」
側近「・・・そうですね。」
勇者「はっは。ヘタレの勇者でも、頑張ってみるものだな。」
側近「あなたは、勇気を振り絞って、スレを立てて、仲間を集めて、魔界へ来ようといらっしゃった。『勇気を出す者』それが勇者だと私は思います。
オタクでも、インテリでも、剣を振り回さなくても、ニートでも、あなたは立派な勇者です。」
勇者「・・・ありがとう。」
側近「あ、ちょっと待ってください。」
勇者「何・・・うわっ」
ガバアッ
側近「ふふふ・・・この間の従女はお気に召さなかったようですね・・・?」
勇者「き、緊張しちゃって・・・・立たなくて・・・・・」
側近「初めは誰でもそうですよ。だから今晩は私が・・・」
勇者「なっ・・・やめっ・・・・」
側近「ふふ・・・ここ、とても熱くなってますよ?やめ・・・・なんですか?」サスサス
勇者「や・・・やめないでください・・・」
お前の希望が叶ったぞ
良かったな
お前凄いなwwwww
しょうがないのでさっきまで描いてた幼女を側近として捧げる
なんだこれ可愛いじゃん
うむ
いっきにピトーになったわ・・・
側近
はやくしろ
勇者「ん・・・・ふあぁ・・・・」
ジャキッ
勇者「!?」
兵士「勇者、魔王に加担した国家反逆罪で貴様を連行する。」
勇者(ま、まじk・・・)
兵士「国王様の命令だ。ついてきてもらうぞ。」
勇者「・・・よくここまでこれたな。」
兵士「昨晩の峰の大爆発を見て国王様が魔王の仕業と判断し、2000名の兵を向かわせたのだ。
王国精鋭の兵士、魔導師なら結界を張りながらの登山、移動魔法も不可能ではない。」
勇者「へえ・・・万事休すか・・・」
魔王「おーい勇者ぁ〜。起きた・・・・ん?」
兵士「!?」
魔王「なんだ人間じゃん。よく来れたな。」
兵士(ほ、ほ、ほんものの・・・魔王・・・・・?)ガクガクブルブル
\ ギャース!!! /
兵士「ほ、他の連中の声が・・・!!!!」
魔王「何だ何だぁ?」
側近「残ったのがこの10人・・・・」
兵士「はい・・・」
勇者「犠牲になりすぎだろ」
兵士「思っていた以上にハードでした」
兵士2「瘴気なんて食らったことなかったですしおすし」
魔導師「お命だけは勘弁を・・・・」
魔王「まあ寝起きドッキリはいい趣味とは言えんから殺しちまってもいいんだけど・・・とりあえず縛って、もうじき切れそうだから結界張っといてやれ。」
側近「はい。」
勇者「まあそれもあるだろうけどあんだけド派手に吹っ飛ばしたら」
魔王「それもそうだな。」
側近「勇者さん、魔力は大丈夫そうですか?」
勇者「そうだな、大分ゆっくりしたし回復してるよ」
魔王「気持ちいいこともしたみたいだしな^^」
勇者「 」
側近「勇者様の、魔王さまのよりご立派でしたよ」
魔王「 」
壮大だな
勇者「それでは詠唱を始めます!!!巨大な岩が空中に現れるので気をつけて下さい!」
勇者「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜・・・!!!!」
勇者(いよいよか・・・)
勇者「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜・・・!!!!!!」
勇者(青春返状して・・・勉強と研究にかまけてよかったな・・・)
勇者「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜・・・!!!!!!!!」
魔王(・・・・・・・楽しかったなあ)
魔王「・・・動画ちゃんと撮れよおおおおおおおおお!!!!」
魔物「はいー!!!!」
兵士1「おお・・・・・・見ろ、火口の上空に・・・」
兵士2「巨大な・・・岩・・・・?」
魔導師「ま、まさか我々を潰す気じゃ・・・」
勇者「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜・・・・!!!!!」
ゴゴゴ・・・・
兵士「お、落ちるぞおおー!!!!」
ズズズ・・・・ドシーン・・・・・!!
勇者「う、うまくいったぁ・・・・」
魔王「うおおおおおおおおお!!!」
側近「さすがです。」
\ ウォー!!!セイコウダー!!! / \ ヤッタヤッター!!! /
兵士1「一体どういうことだ・・・?」
魔導師「瘴気の漏れ出す火口を塞いだのか・・・」
魔王「よう、どうだすげーだろ。」
兵士3「おそれいったわ」
兵士1「よもや魔王が人間界を救うために動いたとは・・・」
魔王「やったのは俺じゃねえよ。あっこのヘタレてる勇者だ。」
勇者「はあ〜・・・」ヘナヘナ
魔王「その前にちょっとやることやろうか。」
勇者「何だ?」
魔王「まずは・・・・」スッ・・・・
ドバアッッッ!!!!
───パアァ・・・
兵士「い、いてつくはどう・・・・・!」
側近「瘴気が・・・・晴れていく・・・」
魔王「おい、魔物どもに結界張っとけ」
側近「あ、はい!」
勇者「魔王・・・・・」
ヒキニートならこれぐらい出来てあまりまえ
───パアァ・・・・
側近「リレイズ・・・・」
兵士28「ぐ・・・ここは・・・・?」
魔導師981「た、助かったのか・・・俺達は・・・!?」
魔王「俺ってばいいやつすぎるな」
勇者「何から何まで・・・ありがとう。」
側近「魔王さま、素敵です。」
\ 魔王スゲー!!!イケメン!!! /
魔王「やめろ照れる」
兵士「魔王、我々を救ってくれてありがとう。」
兵士2「寝込み襲ってごめんなさい」
魔王「いいんだよ別に。あんまり死なれると俺が悪い奴みたいになるしな。
(ていうか最後くらいなにかしないと迷惑かけただけで終わるしな)」
側近「いいですよ、たまには刺激がないとつまりませんし」
勇者「国王に何て言えばいいのかね・・・」
兵士「そうだ!城へ招待しようではないか!!」
魔導師「それがいい!」
魔王「おいおい、まじかよ・・・」
国王「つまり・・スレに書いてあったことはすべて本当で・・・・」
魔王「そ、あんたの勘違いだよ。全くこれだから老害は」
国王「正直すまんかったと思う」
勇者「俺に謝罪はないんですか?」
国王「お前には本当に失望していたが・・・見直したぞ、勇者よ。立派になりおって。」
勇者(謝罪・・・?)
国王「勇者には褒美を取らせよう。魔王さまには・・・」
魔王「あー俺は何もいいわ。魔界戻って愚民どもに褒美とらせる仕事があるから」
国王「忙しいことじゃ。せめて今日は城でゆっくりして行ってくだされ、もちろん他の魔物の皆様方も」
魔物ども「あざーす!」
勇者「一件落着、だな。」
側近「ですね。」
兵士が生き返ったのがスッキリする
勇者「ただいまー」
勇者母「・・・ゆうちゃん・・・・!!? おかえりなさい・・・無事だったのね・・・!」
勇者「うん、ちょっと大変だったけど(ちょっとじゃないけどね)」
勇者母「お母さん、心配で・・・心配で・・・」
勇者「そんな・・・もう子供じゃないんだから・・・。
あ!それよりさ、紹介したい人がいるんだ。」
勇者母「?」
魔王「どーもー」
側近「お邪魔します。」
勇者母「ど、どちらさま・・・?」
勇者「俺の・・・初めての友達だよ!」
魔王「そんじゃ俺帰るわ」
勇者「おう」
側近「ご達者で。魔物どもは後ほど転送してください」
勇者「任せてくれ。」
魔王「あんさ・・・・」
勇者「?」
魔王「また会えるか?」
勇者「メールしてくれれば遊びに行くよ。待ち構えておいてくれないと瘴気で死ぬけど。」
側近「ご準備させていただきます。」
勇者「お前らも落ち着いたらたまにはこっち遊びにこいよ」
魔王「これから愚民に褒美を取らせる仕事が始まるお・・・」
側近「やっと魔王さまが働いてくださる。喜ばしいことです。」
エグいわwwwwwwww
勇者「うん、たまにやってるけど」
魔王「まじか 今夜さ、チャットしようぜww俺あそこのサイト好きなんだよwww」
勇者「おうww 22時に地域別魔界でいい?あそこなら人少ないし解るだろう」
魔王「うむ、待ってるわ!んじゃ・・」
勇者「ああ、じゃあな。」
───バシュン・・・
勇者「行った・・・か・・・。」
勇者(そろそろニュースにもなる頃だろう・・・・)
勇者(相変わらず俺への叩きは全く収まってないけど・・・・もうじき・・・)
勇者(短い時間だったけど・・・楽しかったな・・・・。)カタカタ
勇者(大勢で・・・酒飲んで・・・キャンプなんて・・・・俺リア充じゃね・・・?)カタカタ
勇者(・・・・・・・童貞も捨てられたし。)
勇者(地域別・・・魔界)カタカタ ッターン
入室
____________ ____________
(____ !____) (____! ____)
∨ ∨
∧ ∧ ∧ ∧
(,,・д・) (・д・,,)
〜(__uu) (uu__)〜
まお ゆう
〜おわり〜
素晴らしかった
最高だった
乙
側近と寝てえ・・・
よかったわ
ねえこれ漫画描いてよかですか?
>>366
いいよー
フードというものがある!
もともと漫画のキャラにしようと思ってたからよかった
どっかで晒せればいいな
完成したら晒せ
いや白熱してたけど
面白かったです
ワロタwww
ここまで支援、保守をしてくれた方々本当にありがとうごさいました!
パート化に至らずこのスレで完結できたのは皆さんのおかげです(正直ぎりぎりでした(汗)
今読み返すと、中盤での伏線引きやエロシーンにおける表現等、これまでの自分の作品の中では一番の出来だったと感じています。
皆さんがこのSSを読み何を思い、何を考え、どのような感情に浸れたのか、それは人それぞれだと思います。
少しでもこのSSを読んで「自分もがんばろう!」という気持ちになってくれた方がいれば嬉しいです。
長編となりましたが、ここまでお付き合い頂き本当に本当にありがとうございました。
またいつかスレを立てることがあれば、その時はまたよろしくお願いします!ではこれにて。
皆さんお疲れ様でした!
それ探してたんだわ。 ありがとう
やりおるwwwwwwww
間に合わないから半休取ったwww
http://youtu.be/nVUdJ5EDwAY
東大を主席で卒業してからな!
なんだ、これが次世代のドラクエか
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