地球の生態系、わずか数世代以内に崩壊か 新研究
2012年06月08日 17:01 発信地:パリ/フランス
【6月8日 AFP】気候変動や人口増加、環境破壊によって地球の生態系は今後わずか数世代で崩壊すると警告する報告が、 6日の英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。警告は、地球環境の破壊は数世紀をかけて徐々に進むとした科学界の主流見解とは、真っ向から対立するものだ。
生物学、環境学、地質学、古生物学の第一線の研究者22人による報告は、気候変動と人口増加、さらに環境破壊が相まって 、生物圏が不可逆な状態にまで変化し、人類に大きな打撃を与えることになる「転換点」が今世紀中にも訪れる可能性があると警告する。
■急変が起きやすい現在の地球
ネイチャー誌に報告を発表した研究チームは、過去に気候変動が起きた際の生物学的影響と、現在起きている事態を比較した。
地球上では過去5回、種の大量絶滅が起きている。現在から4億4300年前、3億5900万年前、2億5100万年前、2億年前、6500年前だ。
この5回と、1万4000〜1万1000年前の氷河期末期を研究対象とした。
研究チームは、小規模な生態系のうち50〜90%で変化が起これば、地球上の生態系全体が種の絶滅などで特徴づけられる新たな状態に突入すると述べている。そしてひとたびこの「転換」が起きれば、これを元に戻すことは不可能だという。
だが現在の地球は、生態系同士の連結性が増していることや、飽くことを知らない資源利用、
かつてない温暖化ガスの急増などにより、急速に変化しやすい状態にあると、チームは指摘する。
こうした変化を引き起こす要素には、今世紀半ばまでに現在の70億人から93億人前後に達すると見込まれる人口増加や、気温上昇を2度未満に抑えるという国連目標を上回る地球温暖化などが挙げられる。
■「転換点」に達すれば地球は別世界に
同報告によれば、現在の人口を維持するためだけでも、不凍の陸地の約43%を農地や居住地に使用する必要がある。
だが現在の傾向のままでは、この割合は2025年までに50%に達し、憂うべき「転換点」にほぼ近づくと科学者たちは
警戒している。
もし「転換点」に達すれば、米や小麦、トウモロコシなど必須穀物を栽培する穀倉地帯の生産能力は落ち、
世界の食糧供給は壊滅的な打撃を受けるという。
「その時点で、生物学的には全く新たな世界になるだろう」と、米カリフォルニア大学バークレー校
(University of California at Berkeley)のアンソニー・バーノスキー(Anthony Barnosky)教授(統合生物学)は予測する。
「われわれのデータは、生物多様性の大幅な減少を示唆している。
例えば漁業や農業、林産物や清浄水など、生活の質を維持するためにわれわれが依存する多くのものが、
深刻な打撃を受けるだろう。これが、わずか2〜3世代のうちに起こるかもしれないのだ」
だが報告は同時に、持続不可能な成長パターンを止め、資源の消耗を阻止するなど、
この「転換点」を回避する方法は多々あるとも指摘している。
報告は、ブラジル・リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)で20〜22日に開催される
「国連持続可能な開発会議(リオ+20)」に先立ち発表された。(c)AFP
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▽記事引用元 AFPBBNews
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2882805/9077601
▽関連リンク
nature
Approaching a state shift in Earth’s biosphere
http://www.nature.com/nature/journal/v486/n7401/abs/nature11018.html
Return to Rio: Second chance for the planet
http://www.nature.com/news/return-to-rio-second-chance-for-the-planet-1.10761
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200年前考えたらどう思考しても無意味だよ
あと数年で始まる。
人間の数世代は、25x2〜3=50〜70年後。
ここまでに崩壊するのだから、途中はもっと厳しい。
竜巻、巨大台風、豪雨、伝染病、食糧難...。
こんなでつまづくようならテラフォーミングなんて夢のまた夢だし
増える種は増えればいいし減る種は減ればいい
生命の軌跡ってのはそうゆうもんだ
その国が調達できるだけの食料を超える人口にはならない。
さらに太陽の活動が停滞期に入ることで小氷河期到来で温暖化にもならない。
国境や海を越えて収奪する集団を撃破できないと、滅びるよ。
無論、日本が収奪する集団と化す可能性もお忘れなく。
貿易がまともに機能しない世界になると、日本が凶暴化するとアメリカは予測している。
何しろ、日本は過去に同じ条件で暴走しているからね。食料や資源が取引できないのなら、他国から強引に奪ってでも生き残ろうとした。
前回は世界恐慌からの保護貿易が日本やドイツ暴走の主因だったから、戦後すぐに同じ愚を繰り返さないようGATTで自由かつ無差別で多角的な自由貿易という原則を定めるに至った。
次いですぐにGATTの理念を自由貿易加盟国に守らせる機関、WTOが発足。その流れは現在まで続く。
これにより広大な土地や資源、人口を持たない国でも飛躍的な経済発展が可能となった。
日本のような島国には理想的な環境とも言える。
だがしかし地球の生態系が壊滅となると、いくら自由貿易を叫んだところで人間の力ではいかんともし難い。
大国も食料の生産に余裕が無くなると輸出などしてはくれまい。
そうなった時、日本人は飢えて死ぬのを待つのか。それとも再び資源を求めて戦争に突入していくのか。
これは他人事ではない。
流し読みした程度だが要点を書いてみた
水槽に2種類の蟻の群れ(それぞれ女王蟻を含む)を飼育する
暫くはお互いに離れた場所で個々に巣をつくり生活する
女王蟻は卵を次々に生み蟻の数も日増しに増えていく
蟻の数が増えて水槽が小さく感じるようになると
蟻は戦争を始める
女王蟻が先に殺された方の蟻が戦意を失う
そしてどちらかが滅びるまで戦争は続くという
爆発的な人口増加
蟻も人間も基本は同じかもしれない
自然界の掟なのかもしれない
狭くなるとかじゃなくて
餓死するまで増えたら、考えるまでもない罠
気候の不順は数年前から始まっているようだし、10年後には世界的な食糧危機かな?
15〜20年後、食糧危機が本格化したら戦争が始まってもおかしくないな。
とりあえず食糧問題を解決するには30億〜50億人くらい死なないと駄目だろうな。
まぁ、人間死ぬときは死ぬんだから気楽にいこうや。
この手の危機を煽るのは、滅亡論が好きなのか、誰かがビジネスに転用してるのか分からんが。
一つの予想が外れたら必ず全ての予想が外れると思ってる奴がいたら
そいつは途轍もない馬鹿だと断言できるんだが
未来の知的生物に記述される運命が決まってる
何億年も前に小惑星が激突したか何かの原因で
二度も地上の9割の生物が死に絶えたといわれているが、
現生代は生物種の宝庫だっただろ。
そういうことだ。
比較的大型の動物が全世界に70億でしかも環境汚染までするしロクでも無いわな
約5億4500万年前 (V-C境界)。
軟体生物で閉められていた全生物が激減。
この絶滅以降、なぜか三葉虫のような硬骨格を有する生物が出現する。
◆オルドビス紀末大量絶滅
約4億4400万年前。当時の全生物の約85%が絶滅。
三葉虫、筆石、コノドントなどの大半が絶滅。何の影響も無し。
◆デボン紀後期大量絶滅
約3億7500万年前 (F-F境界)。当時の全生物の約82%が絶滅。
いわゆるディノニクスなど板皮類や甲冑魚が姿を消し、
硬骨魚類が繁栄する下地となった。
◆ペルム紀末大量絶滅
約2億5100万年前 (P-T境界)。
当時の全生物の約95%が消えた地球史上最大の大絶滅。
目立った変化と言えば元々数が激減していた三葉虫が
絶滅したくらいのもので、大した影響は無し。
◆三畳紀末大量絶滅
約1億9960万年前。当時の全生物の約76%が絶滅。
海ではアンモナイトが激減、陸では大型爬虫類や
単弓類(哺乳類型爬虫類)が激減し、恐竜が繁栄する下地となった。
約6550万年前。当時の全生物の約70%が絶滅。
元々種族数が激減していた恐竜が竜脚類のアラモサウルスなど
少数を除いて絶滅し、哺乳類・鳥類大繁栄の下地となった。
この大絶滅が無かったら哺乳類の繁栄も、人類が出現する事も無かったと思われる。
◆更新世大絶滅
多種多様な大型哺乳類が栄えていた第三紀だが、
ホモ・サピエンスが出現しはじめた約200万年前から
大型哺乳類が激減し始め、現在では殆ど残っていない。
◆完新世大量絶滅
1998年のアメリカ自然史博物館による調査によると、
70%の生物学者が「いま現在大量絶滅が起こっている」と見ているとの事。
先進国:高齢化
日本:このままだと人口0
俺ら流石だよなw
日本に課せられた最大の使命
それから1万年経てば元通り
崩壊か、とか言われてもほぼ全て人間のせいじゃん
人間が絶滅したら元の地球に戻ってみんなハッピーってなもんだろ
開き直って生きるしかない
いや、そうとも言えない。
仮に人類が絶滅するとしても、その過程で人類が何もしないと思うかね。
悪足掻きかもしれないけど、生き延びるになんでもするだろう。
その過程で、多くの他の種が巻き添えになるだろうな。
特定の種がすばらしいとか、今いる種をまもらなきゃとか、基地街よ基地外
移り変わるものが命なんよ
いや、この記事は
生命は移り変わっていくものだと思っていたが
そんな徐々に起こりうる自然の変化ではなく、いきなり絶滅しうる可能性がある
という発表だろ。段々移り変わっていくなら何の問題もない
さらにまだ加速しているんだから例えこの転換点とやらが本当にきたとしても
その頃には克服できるレベルにまでなっている可能性は十分にある
「人間にとって」良い結果になるならどんどんやってもいいと思うけど
歴史を見てもわかる通り「人間って馬鹿」だからある程度ブレーキかけながら
ゆっくり変わっていくのを様子みようよってのがこの手の理論の言いたいこと
つまり、生物は薬、生物を保全する環境は薬箱
生態系は人類にとって、かけがえの無い宝の宝庫なのだ
未だ人類が気づいていない、発見していない宝が生態系には
山ほどある
かつて、エジプトのアレクサンドリアに大図書館があったと聞く
しかし、後の歴史において、人類はこの図書館を灰と化してしまった
古代の叡智の結集がそのとき以来、人類は永久に失ってしまったわけだ
マヤ・インカに見られるスペイン征服による言語・文化の破壊もその一例
それと同様に生態系を失うということは、人類にとって、
取り返しの付かない、不可逆的な損失をもたらすということ
故に生態系は、人類の至宝であることを皆が認識することが肝要
彼等にこう問いを投げれば、彼等はこう教えてくれている
・何故、彼の極寒の地で、体温を維持し得るのか?
その答えの一部に、彼等の毛の構造が空洞があるチューブ構造である
こと、毛の密度が大きいこと、それにくわえ、皮膚は黒かつ毛は白(半透明)
これにより、保温性を高めている
これだけでも、人類が活用出来るテクノロジーへの応用可能な基礎技術に
なり得る、いわゆるバイオ・ミミクリーだ
生態系における種を保全するとは、人類の叡智を保全することと同値で
あることと皆が気が付かねばなるまい
実は氷が解けるのに昔から慣れきってる白熊さん
>>1
温暖化なら勝手に「不凍の陸地」が増えるから食糧問題は起きないだろ???
正直に言おうぜ
もうすぐ地球は寒冷化するって
人類の都合とは関係なく変化して行くもの。
そもそもそんな急激な変化が起こってるなら俺らへの影響は計り知れないはずだし体感できてるはずだが
返信削除ていうか明確に人間の為に絶滅したと言える種族なんて大した数でも無いのになんでこんな自信満々に人間スゲーんだぜを連呼したがるんだろう。今みたいに多くの生き物が同じ時代に生息する状態っての方が異常だし長く続かないのはむしろ自然な流れだろ。
返信削除アフィカスも絶滅しろ
返信削除定期的に大量絶滅した方が地球全体では良いんだよ
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