ローマ帝国時代、女の剣闘士はほとんど存在しないと考えられてきた。しかし、ドイツの美術館に所蔵
されている彫像を分析した結果、訓練を積んだ女性たちが円形闘技場で死闘を繰り広げていた可能性が
明らかになったという。
研究を率いたのはスペイン、グラナダ大学のアルフォンソ・マナス(Alfonso Manas)氏。女剣闘士の存在
を示す発見は、この小さなブロンズ像で2例目だという。 ドイツ、ハンブルグの美術工芸博物館の所蔵で、
制作は約2000年前。腰を布で覆い、胸をあらわにした女性が左手で大きな鎌のような物体を振りかざしている。
女性が手にしているのはシカ(sica)だとマナス氏は考えている。湾曲した短剣で、トゥラケス(トラキア
剣闘士)が用いていた。トゥラケスは一般的に、羽根飾りの付いたヘルメットと小さな盾、金属製のすね当て
で武装していた。鎧(よろい)を身に着けないため背中が弱点で、シカは格好の武器だった。
これまで、この道具は肌かき器だと解釈されてきた。古代ローマの浴場などで体の汚れをかき取るのに使われて
いたという。しかしマナス氏は、「女性の姿勢を見る限り、その解釈には無理がある」と異議を唱える。
◆勝利のポーズ?
もし体を洗っているのだとしたら、「地面を見つめ、体を洗う道具を高々と持ち上げている理由がわからない」
とマナス氏は話す。さらに、「腰部を布で覆っている。入浴中なら何も身に着けないはずだ」。
マナス氏によれば、下を向いて腕を上げる姿勢は、敗れた相手を見下ろす剣闘士の所作を示しているという。
古代ローマの芸術作品では、“剣闘士の典型的な勝利のポーズ”として描かれているためだ。
(>>2以降に続く)
▽ナショナルジオグラフィック ニュース
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20120420004&expand
▽武器を手に持つ女性の像。以前は体を洗う道具と考えられていた。
ヘルメットや盾を身に着けていない点も、勝利のポーズだと解釈すれば説明がつく。試合の後、「剣闘士は
ヘルメットを地面に置く。観客に勝者の顔を見てもらうためだ。盾も地面に投げ捨てる」とマナス氏は語る。
◆“エロティックな印象”
裸の上半身も、剣闘士では普通だったという。「男女とも胸をあらわにして試合するというルールがある」と
マナス氏は説明する。
ただし、観客の大部分が男性だったことを考えると、女性が胸を出すことには別の理由があったのかもしれ
ない。マナス氏は論文の中で、「観客にエロティックな印象を与えていたのは間違いない」と述べている。
女剣闘士が存在した事実を示すもう一つの証拠は、トルコのボドルムにある古代ローマ遺跡で発掘されている。
西暦1〜2世紀ごろのレリーフに刻まれていたという(現在は大英博物館に所蔵)。
出土品が限られているため、古代ローマでは女剣闘士の試合は比較的少なかったと推測される。ただし、文書
による記録は残されているという。
姿を見たという記録が古代ローマにはいくつか存在する。西暦1世紀ごろの歴史家スエトニウスによれば、
ローマ皇帝ドミティアヌスは夜にたいまつの明かりの中で、女剣闘士に試合をさせていた。そして200年ごろ、
皇帝セプティミウス・セウェルスは女同士の試合を禁止している。
マナス氏によれば、ブロンズ像の出どころは不明だが、「西暦1世紀ごろのイタリア半島の様式」だという。
今回の論文は「International Journal of the History of Sport」誌で2011年12月15日に発表されている。
>古代ローマの浴場などで体の汚れをかき取るのに使われていたという。しかし
(*゚Д゚) テルマエロマエどうするのよ
(ヽノ) ムホムホ
>ω>
その道具自体はある
この像がもってるのがそれじゃないって話
つ
>>1の画像からすると、もっと丸出しっぽいぞ。
雰囲気も女性の顔レベルも
ねーよこんなの、とか思ってた時期が俺にもありました。
これが一番史実に近いのかな
ファンタジーもので鎧つけてるのにおっぱい出してるのはただの露出狂
3枚目はたしかテニスのウィリアムズ姉妹のどっちか
2枚目が現代一般的にイメージされる女剣闘士なはず
ブストスさん久しぶりッス
「剣闘士である私がこんな奴に…っ!」
口惜しい・・・(ビクッビクッ
なにこれ
面白そう
伊藤真美のかな
中国
韓国
韓国
中国美人やで
中国人といえばラストソルジャーに出てたリン・ポンみたいなちょっとずる賢そうな子はかわいい
ローマ人的にはでかすぎるのは下品らしい
発売はよう
とマナス氏は話す。
スペイン人に浴場文化が理解できるのかな…
そんなのを捕虜にすれば剣闘士にするのは自然な流れだわな。
むきむきまっちょな女じゃないだろ
普通の女が戦わされてるとしたらすごく萌える
当時の彫刻を見ると現代の視点からしてもムキムキマッチョな男は描かれていた
ということは、トレーニング器具や、プロテインが無くともムキムキマッチョな男はいたということ
アクション映画に出てくるようなムキムキマッチョな女がいる可能性のほうが高いと思うけど
でも日本でも仁王像とかムキムキだし
まあそれでも奴隷や闘士は筋肉質だったんだろうけど所謂ボディビル的なムキムキとは違うかも
あと古代ヨーロッパの身長は古代ゲルマンで170cm、古代ローマ人の身長で150cmくらいだそうな
ビキニアーマーの起源は古代ローマだったのか。
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